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2010年 05月 04日
夏鳥遠征その2 山野草
第2弾は鳥ではなくって花。

大町市はヤマザクラが満開、タムシバも満開、トクワカソウも
今を盛りと咲き誇っていました。
家の方と一カ月位違うかな?
もっとも、撮影場所は標高900m、大町市街でも標高700m程度あるようです。
ちなみに大町市は長野県の北西部にある市。
立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口。


それにしても、見たこともないのに会ったのと、そんなのもあるの?な感じ。
やはり所変われば、で面白いもんですね。

まずは、イワウチワならぬ「トクワカソウ」

なんと美しい。
夏鳥遠征その2 山野草_d0144548_14221576.jpg




歩けども歩けども、斜面一帯の見事な大群生でした。
夏鳥遠征その2 山野草_d0144548_142318100.jpg



■トクワカソウ■
イワウメ科. イワウチワ属。
トクワカソウはイワウチワの変種にあたり、主に日本海側の低山から
亜高山帯にかけて分布する。生える環境は母種のように岩場ばかりでなく、
落葉樹林下でもわりあいに見かける。
母種よりも全体に大きく、葉のつけねがイワウチワではくぼんだ心形に
なるのに対して、トクワカソウではくぼみのない円形であることで区別できる。
・・・・・・・・のだそうだ。

そんな変種があるとは、まったく知りませんでしたね。
((でも、群生のなかのいくつかは葉が心形な感じのもあるね?)


そして、こりゃなんだ??のイワナシ。
見当もつかなかったこのイワナシ。
帰ってから探し当てるのにちょっと時間がかかりました。笑
夏鳥遠征その2 山野草_d0144548_14271100.jpg



■イワナシ■
ツツジ科イワナシ属
亜高山の樹林内や傾斜地に生える小低木。
秋に果実が付き食べられる。(おいしいんだそうだ)




それと、コブシだと思っていたら、「タムシバ」なんだそうで。
夏鳥遠征その2 山野草_d0144548_14342367.jpg



■タムシバ■
モクレン科モクレン属の落葉小高木。
葉はコブシの葉が広倒卵形なのに対し、タムシバは広披針形または
長楕円形で、タムシバの方が細長い。葉裏もタムシバの葉裏は白味を
帯びている(コブシは緑色)。またタムシバの葉は噛むとキシリトールの
ような甘味がする。
花はコブシによく似ているが、コブシが花の下に葉が一枚ついている
のに対し、タムシバは花の下に葉がないことで見分ける。
・・・・・・・・・・なんだそうだ。

ほ~。

そうそう、まだ花をつけてなかったけど、見たことのない葉っぱのスミレが
たくさん。
種類がやはりこちらとは違うのか。
スミレの旅もいいなぁ。

by 92thunderbird | 2010-05-04 14:41 |


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